「2199のワープだが、佐渡の酒は松本コミック版が割と近い」
「というと?」
「ワープ直前に猫に酒をついている。じゃばじゃば派手に」
「看護師に酒を掛けている光景に対応するわけだね」
「もっとも松本コミックでは、佐渡先生はワープ中は寝ている」
「ぎゃふん」
海がきこえる §
「ヤマト1974の第4話でも海のイメージがあるので、2199の海に沈んでいくイメージは間違っていない」
「そこか、そこなのか」
ヤマト2199のスタッフ会議が目に見えるようだ…… §
「ではメーンスタッフは中央作戦室に集合。ワープテストの計画を練る」
……
「では、2199のワープにどのようなネタを入れるか検討したい」
「はい」
「特別に美味いスープは?」
「さすがに寒すぎます」
「そんなネタを飛ばす医者に沖田艦長は任せられません」
「ネタとしても連発するネタでは無いでしょう」
「分かった。では没だ。ならば原始人は?」
「いくらなんでも宇宙で原始人は……」
「スペース1999でも深宇宙で原始人に会うけど痛いです」
「宇宙らしくありません」
「分かった。では没だ。ならば恐竜は?」
「それも宇宙らしくは……」
「恐竜は研究の進展が著しく描いたものが嘘になるリスクがあります」
「ワープに似合いません」
「分かった。では没だ。ならばそら飛ぶ椅子は?」
「人と椅子だけ飛ぶ理由が分かりません」
「椅子は固定されているはずなので不自然です」
「椅子カンダルなんて寒すぎます」
「分かった。では没だ。ならば2つのヤマトは?」
「別に無理は無いのでは」
「スペース1999にも2つも月が出てきますが、別に痛くはないです」
「別に反対する理由も無いです」
「では入れるということで。ならば森雪は?」
「脱がしましょう」
「脱がしましょう」
「脱がしましょう」
「では、森雪は脱がすということで」
「賛成」
「賛成」
「賛成」
オマケレンジャー §
「スペース1999でも深宇宙で原始人に会うけど痛いです」
「何!? 今は痛さが強さなんだぞ!」
オマケレンジャー2 §
「アキバレンジャーの最終回を見たが凄かった」
「どこが?」
「話の中身の凄さは横に置くが、昔の戦隊風のアイキャッチに続いてヤマト2199のCMが入る。いったい今は何年だ!」
「昔見た光景?」
「戦隊とヤマトじゃ時間が合わない……と思ったけど、再放送や続編なら一緒にやっていても無理は無いかもしれない」
「無理無いのか!」
「子細に検討してないけどな」
オマケファルコン §
「今は痛さが強さなんだってさ」
「ならばガミラスと戦うにはそれしかない」
「どうするんだよ」
「ファルコンに萌えキャラを描いて痛機にすれば……」
「目立って狙われて痛いだけだ」
オマケファルコン2 §
「もっと硬派な路線で強化を狙え」
「そう言うと思って準備しました」
「なんだ?」
「ファルコンを戦術強化仕様に強化しました」
「何ができるんだ?」
「タクティカル・マニューバです」
「それで強化版のファルコンはスーパーファルコンとかストライクファルコンというのか?」
「いえ、タクティカル・マニューバができるので、タックファルコンです」
「絶対に怪獣に負けそうな名前だ……」
オマケファルコンIII §
「加藤のエンブレムがTACTICAL SQUADRONなら、まさにタックファルコンだったのになあ。惜しい」
「何が惜しいんだよ、関係ないだろ」
オマケ選手権 §
0626
自由なモデリングの次は、又、タイトでユーザーの狭いモデリングが来る。いつもそれの繰り返し。その度にユーザーは減ってゆく。それは分かり切ってる。どちらも「アリ」なのに、「どちらが正しいか」という流れになる。模型で勝ち負けを決める馬鹿なテレビ番組が昔あったが、そういうの嫌いなので。
「ああ、分かるなあ。あの番組のことだろうと思うけど、明らかに審査員が偏っていて、普通の模型の文脈で評価してない」
「えっ?」
「モデラーとして自分を出すより、審査委員の偏りに自覚的にアピールした人が勝ってしまう。だから普通の模型誌には絶対に出ないようなある種のモチーフを使うと勝つ」
「えー。それじゃ意味ないじゃん」
「もちろん、プロモデラーを自称するプロなら、いろいろな嗜好の相手に合わせる能力は必要だろうけどさ。じゃあ、ある特定の層に受ける模型と受けない模型は優劣を付けられるものじゃない」